住宅ローン、変動と固定どっちにした?共働き夫婦がモゲチェックで比較した結果

住宅ローン変動vs固定 共働き夫婦がモゲチェックで比較した結果 アイキャッチ

この記事で分かること

  • わが家が変動金利を選んだ4つの根拠
  • モゲチェックで住宅ローンを比較した実際の体験
  • 夫婦で揉めずに住宅ローンを決めた話し合いのコツ

※この記事はわが家の体験談です。金利は申し込み時期・審査結果・借入条件によって変わります。住宅ローンの選択は家計の状況によって異なるため、個別の判断はFP(ファイナンシャルプランナー)への相談をおすすめします。


2024年にマイナス金利が解除され、2025年には追加の利上げがありました。住宅ローンの金利環境は変わりつつあります。

「変動と固定、どっちにすればいいんだろう?」

わが家もぞ2026年春、マンション購入にあたってまさにこの問題に直面しました。

結論から言うと、わが家は変動金利を選びました。 モゲチェックを使って複数の銀行を比較し、夫婦で話し合って決めた判断プロセスを、この記事でそのまま公開します。


目次

2026年の住宅ローン金利、変動と固定の差はどれくらいか

住宅ローンの金利タイプを選ぶにあたって、まず現在の金利水準を確認しました。

2026年3月時点で、変動金利は0.6%台。一方、フラット35(全期間固定・21〜35年)は2%台前半です。

その差は約1.6%

ゆう

変動と固定の差は約1.6%あります。この差をどう見るかが分かれ目でした。

この差の受け止め方は、家計の状況や将来の見通しによって人それぞれです。わが家がどう考えたのか、次のセクションで説明します。


わが家が変動金利を選んだ4つの理由

理由① 金利差の分を長期投資に回せる

変動0.64%と固定2%台前半。借入3,000万円・35年で比較すると、毎月の返済額に約1.5〜2万円の差が出ます。

わが家はこの差額をインデックスファンドに積み立てる方針にしました。固定金利には「35年間返済額が一切変わらない」という明確なメリットがあります。金利変動のニュースを気にせず家計を組みたい方には、安心感という価値は大きいはずです。ただ、わが家の場合は変動の低金利を活かしながら差額を投資に回す方が、長期ではリターンが大きいと判断しました。

ゆう

固定金利の安心感も魅力ですが、わが家の家計設計では、変動の低金利を活かしながら差額を投資に回す方が合っていると判断しました。

もちろん、金利が将来どう動くかは予測できません。投資が必ずプラスになる保証もありません。あくまで「わが家のリスク許容度」で判断した結果です。

理由② 生活防衛資金を確保している

変動金利を選ぶ以上、金利が上がったときに生活が回るかどうかがいちばん大事です。

わが家は金利上昇時にも返済が続けられるだけの現金バッファを確保した上で、変動を選びました。

なお、変動金利でよく話題になる「5年ルール」(返済額の見直しが5年ごとになる猶予ルール)は、銀行によって適用の有無が異なります。 たとえばSBI新生銀行やPayPay銀行には5年ルールがありません。

わが家は5年ルールの有無を判断材料にしませんでした。返済額が急に上がらないクッションにはなりますが、残債自体が減るわけではありません。わが家の場合は、金利が上がっても対応できる家計設計にしておくことの方を優先しました。

理由③ 5〜6年後の住み替えを視野に入れている

わが家は永住前提ではなく、子どもの成長に合わせた住み替えも想定しています。

返済期間が短くなる分、直近の低金利の恩恵を受けやすく、固定との金利差が逆転するリスクも小さいと考えました。この前提も、変動金利を選んだ理由のひとつです。

金利がどう動くかは予測できません。それでも変動を選んだのは、対応できる家計設計にした上での割り切りです。

理由④ 資産価値が保たれやすい物件を選んだ

これは物件選びの話なので金利タイプの判断とは少し違う角度ですが、変動金利を選ぶ上での安心材料のひとつとして考えました。

ゆう

「金利が上がったらどうする」を考えたとき、返済額だけでなく「この物件は最悪の場合でも大きく残債割れしないか」という視点が大事だと気づきました。

わが家は、資産価値が保たれやすく、残債割れしにくいと予想される物件を選びました。立地・築年数・管理状態を優先して検討しています。

ただし、これは都市部の中古マンションを検討しているわが家のケースです。永住前提の戸建てを検討している場合は、考え方が異なる点もあります。

まゆ

最初はやっぱり固定の方が安心かなって思ってたんだけど、ゆうが数字とシミュレーションで整理してくれたら、変動の方がわたしたちには合ってるってスッと納得できた。

変動が合っているか固定が合っているかは、金利だけでなく家計全体のバランスで決まります。わが家も最終的にはライフプランを自作して全体を見て判断しました。自分たちだけで判断が難しい場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのもひとつの方法です。


モゲチェックを使ってみた体験レポ

なぜモゲチェックを使ったか

きっかけは、モゲチェックCEO塩澤崇さんのYouTubeと書籍です。変動金利の合理性をデータで丁寧に解説していて、納得できる論理があると感じました。

「この人の考え方に共感できるなら、そのサービスも信頼できるのでは」と思ったのが、モゲチェックを使ってみた直接の理由です。

診断を受けてみた結果

条件を入力すると、申し込み可能な銀行が金利順に一覧表示されます。事前に自分で調べていた候補が1位に表示され、方向性の確認ができました。

さらに、モゲチェック経由でしか適用されない優過金利があることが分かりました。ある銀行で、通常より0.02%低い金利で申し込めたのです。

ゆう

0.02%というと小さく聞こえますが、借入3,000万円・35年返済で計算すると、総返済額で約11万円の差になります※。こういう情報は、実際に診断を受けてみないと分からないんですよね。

※金利0.63%→0.61%の場合の概算(元利均等返済)。借入額・返済期間により異なります。

注意点(3つ)

モゲチェックにはいくつか注意点もあります。

  1. 対面での相談はできない。 サービスはオンライン完結型です
  2. 審査結果を保証するわけではない。 診断はあくまで金利の比較・候補の提示であり、本審査の通過を約束するものではありません
  3. 本審査の手続きは自分で行う。 ただし事前審査については、モゲチェックへの入力情報をそのまま活用して申請できる銀行もあります(わが家もそのパターンでした)
ゆう

注意点はいくつかありますが、無料で使えて、情報収集ツールとして役立ちました。使う理由はあっても使わない理由はないかなと感じています。

入力は数分で完了します。診断も無料です。


最終候補はネット銀行の2行

わが家が最終的に比較したのは、ネット銀行の2行でした。

項目 SBI新生銀行 PayPay銀行
変動金利 0.64% 0.63%
団信 全疾病対応(無料付帯) 標準(死亡・高度障害)
審査スピード 速い
申し込みのしやすさ オンライン完結・サポート丁寧

金利は申し込み時期・審査結果・借入条件によって変わります。最新の金利は各銀行の公式サイトでご確認ください。

SBI新生銀行(第一候補) は金利0.64%で、2026年3月から全疾病対応の団信が金利上乗せなし(無料)で付帯されるようになりました。死亡・高度障害に加え、がんや就業不能もカバーされます。

PayPay銀行 は金利0.63%。審査スピードが速く、書類のやり取りもすべてオンラインで完結します。サポートも丁寧で、手続き全体の満足度は非常に高かったです。

PayPay銀行との金利差はわずか0.01%。この差で全疾病保障がつくなら十分お得と判断し、SBI新生銀行を第一候補にしました。

なお、ネット銀行だけだと万が一承認が下りないリスクがあるため、仲介業者から紹介を受けた地銀でも事前審査を実施しています。人気の中古マンションだったため、承認見込みの担保が必要でした。

ゆう

金利だけで選ぶならPayPay銀行ですが、0.01%の差で全疾病団信がつくSBI新生銀行を第一候補にしました。どちらを選んでも、変動金利にしたこと自体は納得しています。


まゆはどう納得した?夫婦で揉めずに決めた方法

住宅ローンで夫婦の意見が割れる、という話はよく聞きます。わが家の場合は、たまたま大きな対立にはなりませんでした。

理由は、「先に情報を整理してから話し合う」手順を踏んだからです。

具体的には、ゆうがYouTubeや書籍で勉強した内容を整理し、比較表やシミュレーションと一緒にまゆに共有しました。

「どっちがいいと思う?」ではなく、「こういう理由で変動が合っていると思うけど、どう思う?」 と伝えました。

まゆ

「どっちがいい?」って聞かれてたら多分決められなかったけど、「こう思うんだけどどう?」って言い方だと意見が言いやすかった。

まゆ

最初は変動と固定の違いもよく分かってなかったけど、ゆうが比較表とシミュレーションを一緒に見せてくれてから、「なるほど、変動でいいんだ」ってなった。

夫婦で意見が噛み合わないときは、お互いの持っている情報が違うだけ、ということが多いのではないでしょうか。

片方だけが調べている状態で「どう思う?」と聞いても、もう片方は判断材料がないので不安が先に立ちます。同じ情報を共有してから話すだけで、話し合いはかなりスムーズになります。


住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返していける額」で決める

銀行が提示する借入可能額は、あくまで審査上の上限です。生活が成り立つ上限ではありません。

変動か固定かの選択も、住宅ローンだけで完結する話ではありません。家計全体の設計の中で、住宅ローンをどう位置づけるかが大切です。

ゆう

わが家も「この借入額で大丈夫か」は夫婦だけでは確信が持てなくて、住宅購入の判断にあたって友人に紹介してもらったFPに相談しました。第三者の視点が入ると、夫婦の話し合いもスムーズになります。

ただ、わが家の場合はたまたま紹介してもらえただけで、身近にFPがいる人の方が少ないと思います。最近は無料で相談できるFPサービスもあるので、「住宅ローンの判断に自信が持てない」という方は使ってみる価値があります。

5月公開予定:FP相談を実際に利用した体験談も準備中です。


まとめ

わが家が住宅ローンで判断したことを3つにまとめます。

  1. 変動金利を選んだ。 金利差の投資活用・生活防衛資金・住み替え想定・残債割れしにくい物件選びの4つが根拠
  2. モゲチェックで比較した。 自分では気づかなかった優過条件や候補銀行を効率的に把握できた
  3. 変動か固定かの正解は家計によって異なる。 金利タイプの選択は、家計全体のシミュレーションとセットで考える

まだ住宅ローンの比較を始めていない方は、まずモゲチェックの無料診断を試してみてください。わが家のように優過金利が見つかるかは条件次第ですが、比較すること自体にリスクはありません。

家計全体の仕組み化については、夫婦の家計管理3ステップ・ロードマップで全体像をまとめています。


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この記事を書いた人

ととのう夫婦(ゆう&まゆ)のアバター ととのう夫婦(ゆう&まゆ) 貯まる仕組みをシンプルに

エンジニア夫×元Instagramフォロワー1万人超の妻。結婚前は完全別財布で、お金の意識にズレがあった30代共働き夫婦です。結婚を機に家計ルールを仕組み化し、お金のストレスゼロ+資産3,000万円を達成。リアルな家計管理術を公開しています。

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